RAMDAという、RAMディスクを作るアプリをひごろ使っていて、重宝しています。(紹介記事)
今回、ノートパソコンにRAMDAを導入したんですが、ほかのアプリと干渉するようで、エラーが出るようになりました。
それを解決しようと思います。
問題
RAMDAにtempフォルダを設定して、再起動すると、Scansnap Homeが、 ”プログラムの動作環境に異常があります。(0x80070003 )”とでてしまう。
原因
RAMDAがRAMディスクをWINDOWSの起動時に作成して、その中にtempフォルダを作成するが、Scansnap Homeの方が先に起動してしまい、おそらくScansnap Homeのアプリが指定するtempフォルダのパスと、RAMディスクにあるtempフォルダのパスがずれているのだろう。
解決方法
RAMDAの立ち上げを、Scansnapよりも早くしたらいい。scansnapの立ち上がりを遅延させる。
スタートアップを設定できるアプリはいろいろあると思いますが、ここでは、Glary Utilitiesというアプリのスタートアップの管理を使う。
画面を開いたら、左下のスタートアップの管理をクリック。
スタートアップの管理の画面が開いたら、scansnapの関係するファイルを探す。
あったら、マウスを右クリック。
起動を遅らせるがあるので、たどると、時間が表示されるので、ここでは60秒を選択する。
すると遅延のところに1分と表示される。
これをscansnap関連のファイルすべてに行う。
自分のPCでは、Scansnap Home（2つ）、Pfu.Scansnap.Home.SshCloudMonitor、Scansnap Home Monitorが関連ファイル。後でもれがあったりしたら、それも遅延させてください。
そして再起動。エラーが消えた。
まとめ
問題の原因は、RAMDAが立ち上がるよりも先に、scansnapのアプリが立ち上がるため。メモリの確保が、scansnapの設定よりも後に来るのだろう。
解決策は、scansnapのアプリの立ち上げを、ramdaの立ち上げよりも後にする。
