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第二種電気工事士に合格したので合格のノウハウを提供する

目次【本記事の内容】

合格しました

第二種電気工事士に合格しました。
二回目の試験で合格しました。

この試験は筆記試験と技能試験があり、両方受からないと合格しません。
筆記試験に受かって技能試験に落ちた人は、次の試験は筆記試験が免除になる制度になっています。
私は筆記試験に受かって、技能試験に落ちました。次の試験はモチベーションが上がらなく、受けませんでした。
数年後、またもやなぜか電気工事士試験に興味が沸き、再び挑戦し、合格しました。
この試験はかなり金がかかるので、1回で受かったほうがいいです。
経験を振り返って、ノウハウを提供したいと思います。

筆記試験

筆記試験はまずテキストを購入しましょう。2000円くらいです。
参考書
ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すい~っと合格

これが定番でしょうか。これを一回目の試験の時に購入して、勉強し筆記試験は合格しました。
迷ったらこれにするといいと思います。

いちばんやさしい 第2種電気工事士【筆記試験】 最短テキスト&出る順過去問集

二回目はこれを買いました。Kindle版のような電子本もでていますが、画像になっていて、スマホでは拡大しないと見れないなど、面倒なので、紙版をおすすめします。
これはボリュームがあるので、しっかりと取り組む必要があると思います。

DVDで一発合格! 第二種電気工事士 筆記&技能テキスト カラー版【DVD無しバージョン】


Kindle Unlimitedで無料だったので読んでみましたが、説明がわかりやすかったです。
サブとして使いました。
技能試験のところは今の試験に対応してないので、筆記試験のところだけを利用してください。

ほかにもたくさんありますが、アマゾンで星4以上のテキストならどれもいいテキストだと思います。
しっくりくるかどうかが大事だと思うので、本屋さんで実際に見て比較するのがいいと思います。
筆記試験は、一冊をしっかりやりこんで、過去問をある程度解くと、合格します。

テキスト以外に、非常に役にたったサイトがあるので、紹介します。
第二種電工試験の虎 です。(ググってください)
筆記試験対策、技能試験対策どちらもあります。
筆記試験対策は、配線図記号、材料及び工具、配線器具、工事の施工方法、法令、複線図、電気の基礎理論とあって、それぞれに解説動画と問題があります。
動画がわかりやすく、モチベーションを保って勉強できます。

1参考書を読んで、参考書内の問題を解く
2同時に第二種電工試験の虎の動画をみて、そのあと、そこに載っている問題を解く

これだけでかなり実力がつくと思います。
あとは過去問をある程度やれば確実です。
過去問は第二種電工試験の虎にもありますし、検索したらネット上にたくさんあります。
紙の本も売っています。

時間がある人は、複線図の書き方の練習をやっていたほうがいいかもです。
自分が受けた試験の時は、結構複線図の問題がありました。自分はこの時、以前勉強していた複線図の書き方があいまいで、複線図の問題を落としてしまったと思います。複線図の練習は、技能試験で必須ですが、先に勉強しておけば、複線図問題に対応できると思います。基本的な問題は落としてなかったので、受かりました。基礎をしっかり固めておけば受かると思います。

自分は一回目は、すぃ~っと合格テキストと、過去問を購入して、勉強して合格しました。
二回目はいちばんやさしい 第2種電気工事士を購入して、第二種電工試験の虎 と同時に勉強して、最後に過去問をある程度して合格しました。

技能試験

技能試験に必要なものは、工具と、材料と、テキストです。
工具は、ホーザンのホーザン(HOZAN) 電気工事士技能試験工具セットが一般的です。自分もこれを使いました。


この工具の中の、定規がありますが、ペラペラで測りにくいので、ビニールテープでテーブルに張り付けて使うと便利です。
試験の時は、ビニールテープを折って、粘着部分を内側に張り付けて、試験会場でそこをはがしてテーブルに張り付けるという工夫をしました。
これに加えて、電工 プレートはずしキー WV8400 を購入しました。


このキーは、差し込んだケーブルの芯線を抜くときに使います。マイナスドライバーを使ってもいいですが、力を加減しないと器具を壊すことがあります。この道具を使うと、簡単にケーブルを外せます。時間の短縮になると思います。これはあったほうがいいと思います。
道具を工夫しようとしたらほかにもいろいろありますが、自分はこれで試験を受けました。基本的な道具に熟達するほうが、正確さとスピードさが増すと思います。ただ、プレートはずしキーだけはあったほうがいいです。

材料は、器具と、電線がありますが、最初は、ひとパックになったものを購入するといいと思います。ばらばらに買うより手間がかかりません。
お金を節約したい人は、ヤフオクなどで調べて買うと安く買うことができます。しかし、初めてだとどれが必要かどうかがわからないと思うので、パックを買いましょう。(自分は二回目の時はオークションで買いました。でもベテランにならないほうがいいです)

二回目の材料が欲しい時は、器具は再利用するので、電線だけ買うといいでしょう。最初から二回目の材料込みのセットを買うのもいいかも。

参考書は、この定番のがいいでしょう。

参考書はほかにもありますが、内容はどれもいいと思うので、本屋で立ち読みしてしっくりくるかどうかで選ぶといいと思います。迷ったら定番の上のものでいいです。

 

レンタルサービスも登場しました。材料を購入するより約40%安く利用できます。参考書、動画サービスが付いています。他にもサービスが色々付いて安く提供されています。器具は合格した後は、使わないので、このサービスを利用するのもいいと思います。

準備万端シリーズ公式サイト|レンタル電気工事士技能試験練習材料セット

工具と材料、参考書を買ったら、実際にはじめましょう。
その時に最初に勉強したほうがいいのが、複線図です。
基本的に、複線図を紙に書いて、それを元に回線を作成します。
複線図を13パターンある程度書けるようになるのが、最初の目標です。
なんども繰り返すと、それぞれのパターンを自然と覚えていきます。
最初はちんぷんかんぷんでも、しばらくすると、さくさく書けるようになります。
複線図を書くだけだとお金がかからないので、13パターンを何度も練習しましょう。
上で紹介したすい~っと合格には、複線図だけを練習する小冊子が付いています。これはコンパクトでよくできています。これを持ち歩いて、練習しましょう。

一通り複線図の練習をして、だいたいできるようになったら、実際に材料を使って作ってみましょう。

ここでも第二種電工試験の虎が役に立ちます。
13パターンに対応する動画があります。ほかにも複線図の書き方、結線の仕方、線のストリップの仕方など至れり尽くせりなので、とっても役に立ちます。

実際の技能試験は、時間が少ないので、正確に、速く制作することを求められます。
途中で失敗すると、時間を結構取られますので、確実に作業することが大切です。

作製するときは、時間をストップウォッチなどで測りましょう。終わったら、複線図の端にタイムをメモっておきましょう。
最初は、時間をかなりオーバーすると思いますが、確実に作ることを目標にしましょう。
パターンに作製時間のばらつきがあると思います。早く作れるもの、時間が足りないもの。時間が足りないものを時間内に終わらせるスピードが必要です。

それには、ストリップやランプレセプタクルの結線など、個々の技術のスピードアップも必要なので、全体の練習とは別に、個々の練習もやってください。それには練習で使った廃材が使えます。また、第二種電工試験の虎の動画が非常に参考になるのでおすすめです。

 

試験に落ちる人は、よししっかりできた、受かっただろうと思って、落ちる人というのが多いと思います。全く歯が立たないという人はそういないと思います。できたと思ったのに落ちた。そうならないためにどうしたらいいか。

自分は一回技能試験を不合格になりました。自信があったのですが、しっかり完成したものを提出したと思っていたので、どこが悪かったのだろうと考えましたがわかりません。しかし、どこが悪かったのかは教えてもらえません。

教訓として、欠陥の判断基準のチェックの徹底が必要だと考えました。それで、どうしたらいいかというと、

まず、電気技術者試験センターのサイトにある、電気工事士技能試験(第一種・第二種)欠陥の判断基準 と 技能試験の概要と注意すべきポイント を読んでください。また、参考書に、欠陥の判断基準が載っているので、それを読んでください。紹介した参考書は、画像付きで載っていてわかりやすいです。

そして、練習の時は、作成した後、判定基準のところをしっかり読みながら、いちいちチェックしたほうがいいと思います。ざっと見る程度だと、未チェックになる可能性があります。

二回目の技能試験の練習は、参考書に画像付きでチェック項目が載っているので、ひとつひとつチェックしていきました。
実際の試験は、余った時間は、時間いっぱいまで、チェックをしました。ぎりぎりまでチェックをすることは重要だと思います。
できるなら、技能試験の講座を取って、実際に先生から見てもらったほうがいいと思います。

自分は、地方だったので、講座がありませんでした。なので、参考書を見ながらチェックする作業をしっかりしました。

まとめ

(筆記試験)
テキストを買ってしっかりと読む。
第二種電工試験の虎の動画と問題をする。
過去問をやる。
時間あれば複線図の練習をする。

(技能試験)
参考書、工具、材料を購入する。
複線図の練習をする。また、欠陥の判定基準を読んで、頭に入れておく。
材料を使って作製。その際に時間を測っておくと後で参考になる。作製後、参考書や第二種電工試験の虎を見て答え合わせ。この時に、欠陥の判定基準にそって、しっかりとチェックすること。同時に、苦手なところや速くしたいところを練習する。

13パターン一巡したら、2回目に突入する。正確さと速さを意識する。制限時間内におさめる。作製後、参考書や第二種電工試験の虎を見て答え合わせ。この時に、欠陥の判定基準にそって、しっかりとチェックすること。同時に、苦手なところや速くしたいところを練習する。

2回分は練習しておいたほうがいいと思います。

(技能試験当日)
時間いっぱいまで欠陥の判定基準のチェックをしっかりすること。

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