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ツインバードの掃除機が壊れたので修理した【DIY】

目次【本記事の内容】

掃除機が故障

ツインバードのスティック型の掃除機を愛用している。使っているのは、TC-E152Bという型番で、ちょっと前のものだ。安いのに、吸い込みの力が強い。普通の掃除機だと取り出すのが億劫だけど、この掃除機はスティック型なので、普通にそこら辺に立てかけておいて、思いついたらすぐに掃除できる。サイクロンなので、ゴミパックを交換する必要なし。フィルターは洗える。などなどいいところなので、重宝していた。(リンク先は最近の型番)

長年使っていたが、不都合なことが起き始めた。
吸い上げファンのある、上部のところと、ごみを収めるサイクロン、フィルターのある下部のところを連結する引っかけの部品が外れやすくなった。掃除をしていて、軽い衝撃が加わると外れてしまい、ごみがどばっと散乱するようになった。
もう保険は効かなくなっている。ツインバードのスティックタイプの掃除機はもともと安いので、(3000円~4000円くらい)買い替えてもよかったが、外れやすいだけで、その他は問題ないのでもったいないと思って、原因を解明してDIYで修理しようと思った。

故障の原因

なぜそういうことになるのか、連結部分をはめたり外したりしてみる。通常の状態でゆるゆるになっている。その状態で手で上部を引っ張ると抜ける。しかし、なぜゆるいのか見た目では全くわからない。とりあえず上部のネジをはずして、中を開けて引っかけ部分を見てみた。
すると、引っかけ部分のところに亀裂が走っている!ここが関節のようになって、引っかけが外れるようになっているのに違いない!

修理する

接着剤で、亀裂をくっつけようと思う。接着剤は、自分が持っている接着剤の中で一番強力な、セメダインスーバーXクリアを使用した。これは強力な接着剤だ。負荷がかかっても多分大丈夫だろう。
亀裂にスーバーXを塗り込んで、しっかりと圧着した。はみ出したが、OK。しっかり乾くまで乾燥させた。
乾燥させたのが写真。盛り上がってる。他の部品と干渉しないか心配だ。黒い汚れのようなものもあり、ずれているのもありで雑だが、強度がしっかりしていればいい。この部品をもとに戻して、ネジはとめず、仮に下部のところにはめてみた。グラグラ感はまったくなくなっていた。やはりここが原因だった。強度もちょっと見たところでは大丈夫そうだ。確認したので、ネジを締め込んで終了した。

復活

掃除をしても外れることはなく、快調だ。
しばらく使わないと強度的なことはわからないが、セメダインスーバーXなので、大丈夫だろう。
ちょっと修繕するだけで、新品を買わなくてすんだ。
似たような症状をお持ちの人は試してみたらいかがでしょうか。

 

追加:しばらく使っていたら、やはりまたがばがばになった。
分解して見ると、また裂け目がもとに戻っている。強度が耐えられなかったのか、そもそも接着剤に向かないプラスチックなのか。
ここで最終兵器を使うことにする。プラリベアだ。
プラリベアが普通の接着剤と違うところは、プラスチックを溶かして、融着するところだ。2つの部品を溶かしてくっつけるので、強度が増す。今の所これ以上の接着剤を知らないので、ラストチャンスだ。
接着剤をつけてくっつける。プラリベアはサラサラしている。注射器のような容器から流し込む。しばらくすると、溶けてベタベタし始める。押さえつけて圧着する。
いったん放おっておいて、固まってきたら、またプラリベアを裂け目のところに流し込んだ。これでより一層強度が増すと思う。
一晩置いたのが写真の部品だ。しっかり硬化して、ぐらつくところはない。
これを再び本体にはめ込んで、ネジ止めした。
ぐらつきなく、再び掃除機が使えるようになった。
これもしばらく使わないとまた裂け目ができる可能性があるが、様子見だ。
この引掛け部分の部品の裂ける位置は、負荷がかかる構造になってるようだ。これは強化したほうがいいと思う。

追加:プラリペアで修理して、一ヶ月くらい使ったが、今のところ大丈夫だ。やはり溶着しているのが功を奏しているのだろう。

追加:修理して3ヶ月以上経ったが、壊れない。前より強くなってるようだ。もう壊れることはなさそうだ。プラリペアが正解のようだ。

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