高速モバイルWiFiで一番ネックになるのが契約期間の縛りです。解約期間以外に解約したらとんでもない高い違約金を払わせられる。面倒です。この縛りがないというモバイルWiFiが、縛りなしWiFiです。そのまま特長のままの名前です。ちょっと気になったので、しらべてみました。
縛りなしWiFiの特徴
期間の縛りがない。解約手数料なし。辞めたいときにすぐにやめられる。借りたいときに借りて、やめたいときに辞められる。解約すると次の月の末日で解約。
一ヶ月目は日割り。そのときに解約申請したら、次の月の末まで。 最初の日割り分 と一ヶ月分を支払う。月末に借りてすぐに解約申請するのがもっとも短期間になる。
初期費用なし。大抵初期費用はどんな回線もかかるところ、0円。端末も無料貸し出し。要するに月額料金だけかかる。
月額は税抜き3300円なので、税金8%足すと3564円になる。今度増税された時は10%で3630円。
機種が豊富。しかし、おまかせになる。キャリア選択も原則できない。
使い放題。厳密には使い放題ではない。Wimaxは三日で10G 。Softbankは一日で3Gをこえると 当日速度制限。
1ヶ月90-100G使える。Wimaxを以前使っていたが、3日で10Gは十分な量だった。制限あっても1M以上でるので、あまり支障はない。
注文して翌々日に使えるらしい。→自分の場合は翌々日出荷でした。都心部だと速く届くでしょう。
WimaxかSoftbankか選択可能か?→原則選択できない。一方のキャリアが電波が弱すぎる、届かないとかの特殊な環境だとできるっぽい。
ゲームに使いたいのでPing値が低いと言われるSoftbankで。という理由は通るだろうか。→だめでした。
WimaxとSoftbankとの違い
Softbank:建物の中や地下でも電波が届きやすい。
制限が厳しい。(3G/日を超えると、24時まで、128kの低速度になる。)
動画や画像を圧縮するときがあるらしい。
Softbankは Ping値が小さいらしい。ゲームに使えるだろうか。→実際に借りて検証したところ、30前後で十分使えるレベルでした。
Wimax :外部に近いところではないと電波が入りづらい。移動中も安定しないらしい。窓際に置くか、アンテナが強力なL01、L02といったルーターを使うかすると改善する。
制限がゆるい。制限されても1Mは出るらしい。規制時間18時から2時くらいまで。
(実際につかってました。L01に入れてアンテナ増強して使っててPingも小さく、満足してました。)
Ping値はまあまあ(自分のところは30-50くらいだった)
縛っちゃうプランについて
縛っちゃうプランは、縛りなしプランの特徴である、期間縛りがある。そののかわり、月額が安い。2800円(税込3024円)これは魅力的だが、縛りがないのがやはりこのWiFiの売りだと思う。
端末紛失・故障水没時弁済金が高いことについて。
縛りなしプランの端末紛失故障水没時弁済金が39800円とお高い。これってバッテリーが消耗して膨らんだとか、つかなくなったとかでも保険弁済しないといけないのか?
保険プランはあるのか。→安心サポートプランが、500円税抜きであった。これは弁済金39800円が10000円になるらしい。0ではない。最初契約時のみ入れる。縛っちゃうプランの安心プランは、紛失は対象外らしい。持ち運ぶと無くす可能性がある。紛失対応がない保険は弱い。
万が一壊れたら怖い。長く使うほど、バッテリーは劣化していくし、本体も壊れやすくなる。
そこで、端末を別途購入して、レンタル端末は契約終了まで保管する方法は使えるか?
ほかのルーターで使用することができるか。→L01を使用しました。Wimax、Softbankともに使えます。ただし公式でほかのルーター使用許可があるかはわからない。
安心サポートプランは一年間で、6000円。それ以下の中古を探す。
L01(L01sはSIMカードがナノサイズなので入らない)はおすすめ。Wimaxだと、電波が強くなって速さが速くなる。Ping値もよくなる。ただし据え置き型。コンセントに差し込むタイプ。
L01は、softbank使える?→使えました。L01はSIMフリーだそうです。
502HWならヤフオクで安い。603HWもそう高くない。バッテリーも交換可能で、それも売ってる。
502HWの特徴
TVチューナーついてる。フルセグワンセグ対応。料金はただ。
大容量バッテリー3000mAh
603HWの特徴
下り速度が612Mbps 502HWは187.5。約3倍。
縛りなしプランで早めにやめようと思ってる人は、慎重に使えば安心サポートプランには入らなくていい。
縛りありプランも、上記の方法を使えば、リスクを最小限にできると思う。
提案。端末紛失・故障水没時弁済金が高くて不安だが、安心プランも払いたくないときは、中古のルーター端末を買って、それにSIMを差し替えて運用し、元のレンタルルーターは大切に保管しておくと、紛失故障リスクが減るのでおすすめ。しかし、公式に他社のルーター使っていいかはわからないので自己責任でお願いします。
まとめ
縛っちゃうWiFiと縛っちゃうWiFiに分けます。
縛りなしWiFi :値段は安い。初期費用なしが魅力的。しばりはほぼない。試しにモバイルWiFi使いたい人に最適。
縛ちゃうWiFi :料金は魅力的。ただし、縛りあり。縛りが3年と長い。契約解除料がそこそこする。更新月のみ解除料がいらないパターン。それを逃すと解除料がいるというよくあるパターン。3年も使ってたら端末が悪くなりそう(特にバッテリ周り)端末交換が39800円sim手数料3000円は高い。安心サポートはいろいろ条件が厳しい。
縛っちゃうWiFiは縛りのわずらわしさがあるが、料金が安いのと月額料金だけのポッキリ価格なのは魅力がある。端末の劣化や故障に対する弁済金の高さが不安。長く使うほど不安がでてくる。
結論:縛りなしを短期で使うのがおすすめ。