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Dropboxの制限を回避する方法

目次【本記事の内容】

1.Dropboxに制限ができた

Dropboxが、最近、同時使用は3台までという制限ができた。有料にすればその制限がなくなるが、高い。OneDriveとかGoogleDriveとかはもっと小刻みな料金体系なのだけど、Drioboxは個人だと2TBで1200円。

OneDriveとかGoogleDriveとかほかのサービスを使えばいいというのがあるけれど、Dropboxじゃないといけないという理由がある。それはScrivenerというiPhoneアプリだ。Scrivenerは執筆にとても有用なソフトウェアだ。PC、Mac、Linux、iPhone用のアプリがある。このうち、PC、Mac、Linuxだと、どのクラウドサービスも使えるのだが、iPhoneだと、Dropboxしかデーターをシンクロできない。このせいで、Dropbox使用が必須となっている。

2.回避する方法

しかし、これを回避できる方法があった。無料ですが、条件がある。SynologyのNASを使う。
SynologyのNASに、CloudStationというサービスがある。これはまさにDropboxの機能そのままの機能で、いろいろなパソコンやモバイルのファイルを共有化できる。
また、CloudSyncというサービスがある。これは、ドロップボックスなどのクラウドサービスと、NASをシンクロできるというサービスだ。NASのデータをクラウドにバックアップするという使い方ができる。また逆も同じくできる。今回は、クラウドのデータをNASにシンクロさせる。そのシンクロさせるフォルダをCloudstationのフォルダに入れておけば

iPhone⇄Dropbox⇄CloudSync⇄CloudSration⇄パソコン、スマホ

といった具合にできる。CloudSrationは登録に制限ないので実質Dropboxの制限がないのと一緒になる。
これを構築する。
すでに、CloudStationは使ってる。設定の仕方はこの記事に書いた。CloudSyncの設定から始める。

3.設定方法

1.DiskStation Managerに移動する。
DiskStation Manager
パッケージセンターに移動し、Cloud Syncを探す。インストールをクリック。

Cloud Syncの画面インストールし終わったら、開くをクリック。

Cloud Syncインストール後画面
2-1.クラウドプロバイダーという画面が出る。クラウドサービスがいろいろ載っている。Dropboxを選択して次へをクリック。

クラウドプロバイダー画面クラウドプロバイダー選択画面
2-2.SynologyのDropboxへのアクセスのリクエストが表示されるので、許可をクリック。

Dropboxへのアクセスリクエスト画面
2-3.パーミッションの許可の画面がでるので、Agreeをクリック。

.パーミッションの許可画面
2-4.タスク設定の画面がでる。ここで操作するのは、ローカルパスのところと、データ暗号化のところだ。

タスク設定画面
2-5.ローカルパスのところのフォルダをクリックすると、パスを指定するところがでるので、NASのCloudstationフォルダの中に、Dropboxフォルダを作成して、選択する。

フォルダ選択画面フォルダ作成画面
2-6.データ暗号化をチェックする。

タスク設定完了画面

これで、タスク設定は完了。
次にを押すと、暗号化パスワードの入力を求められるので、指定したいパスワードを入力して、OKをクリック。

暗号化パスワード入力画面
2-7.設定の確認の画面になる。確認したら、適用をクリック。

設定確認画面
セットアップ完了。

セットアップ完了画面
これで、iPhoneはDropboxを使用する。そのほかは、CloudStationのフォルダの中のDropboxのフォルダのScrivenerのファイルを使用する。

そうすることで、Dropboxの制限を回避しつつ、使える。

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